先天性(生まれつきの)無脾症候群の患者さんのおくすりを紹介します。
これは、歳によってどんどんと変わっていきます。
また、その疾患キャリアによっても変化していきます。
今回は私自身で使っている、又は使ってきたお薬を例に挙げて、そのお薬の説明をさせて頂きます。
目次
0~18歳
パナルジン
抗血液凝固薬
血を固まらないようにするおくすり。
ラシックス・アルダクトン
(写真)
利尿薬
おしっこを出しやすくするおくすり
(体内から毒素の排出を促進するおくすり)
レニベース
ACE阻害薬
血圧を下げる効果がある。
18~26歳
パナルジン
抗血液凝固薬
血を固まらないようにするおくすり。
レニベース
ACE阻害薬
血圧を下げる効果がある。
ザイロリック
尿酸値降下薬
26歳~現在
チクロピジン
(写真)
パナルジンのジェネリック医薬品
抗血小板薬で、作用はパナルジンと同様、血を固まりずらくするおくすり。
エナラプリル
ACE阻害薬
血圧を下げる効果がある。
フェブリク
ザイロリックのジェネリック医薬品
尿酸値を下げる効果がある。
ワーファリン
抗血液凝固薬
血をサラサラにする役割がある。
ワーファリンの値(PT-INR又はINR)の安定が必要となる。
私自身、入院中にこの値うぇお安定させました。
ソタコール
β遮断薬
心不全を和らげる効果がある。
アロプリノール
ザイロリックのジェネリック医薬品
尿酸値を下げる効果がある。
と、このような薬の種類が歳に伴って変化していっています。
その他、同じような心疾患の病気にかかっている人のお薬を紹介していきます。
その他心疾患のお薬
アーチスト
β受容体遮断薬
血圧を下げ、心臓のポンプ機能を安定させます。
NOAC(またはDOAC)
プラザキサ
リクシアナ
これらが指定難病無脾症はじめ、その他心疾患のお薬です。
私はつい最近の入院で、ワーファリンを始めましたが、ワーファリンを飲んでいると、ビタミンKを多く含む食べ物(主に納豆など)が食べられなくなってしまったため、その後出た、リクシアナをはじめとするNOAC(又はDOAC)だどの血液をサラサラにしてくれるお薬の使用を提案してみようと思っています。
(動画)