拼音上のあなたとわたし#4 〜見えていなかったもの〜

ピポーン。

「あなたの知り合いかも。」

「・・・これは・・・・・!?」

Facebookに登録しているだけで良くある、このポップアップ。

名前だけではピンときませんでしたが、中身を見てみると、、、これは・・・!!

中国語サークル代表のHさん!!!

中を覗いてみると、かなりの元エリート!!!

県内最高峰の高校を卒業されていました。

あ、そっか、電話番号を登録させてもらったから、出てきたのかな・・・?

こういう間柄の人って、友達申請した方が良いのかな?

そんな必要もないのかな・・・?

まぁいいか・・・。

1週間後・・・

ピポーン。

「あなたの知り合いかも。」

Hさん。

あれ足跡機能で向こうに通知が言ってしまっていたかな・・・?

なんか足跡機能で向こうに通知が行ってしまって、特に申請とかもないし、お互い大丈夫なのかな・・・?

1週間後・・・。

ピポーン。

(以下ループ)

いやっ、これは、確かに圧倒的年下の俺が友達申請をすべきなのかもしれない・・・!!!

なんでこんなことに気づくのが遅くなってしまったんだろう・・・!!!

なんか今更申請できないな〜。汗

1週間後。ピポーン。

1週間後。ピポーン。

1週間後。ピポーン。

1週間後。ピポーン。

・・・・・・・・・・・・・

偵察か何かなのかな・・・?

もしかして代表も・・・!?

そして、もうひとかたのNさんも・・・・・!?

可能性は大大大大である。

その中で、完全新参者の俺がどれだけでしゃばって良いのか・・・。

いや、こんなこと、考えないに限る。

おれは、おれのスピードで頑張る、だけ。

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