あ、どうも、暇人経営者の映画の感想です。
このマイ・ニューヨーク・ダイアリー、元はアイルランドとカナダの合作の映画で、欧米では2020年の公開となっています。
通りで、最後のエンドテロップで挿入曲が最新で2年前のものしかないのかと不思議に思いました。
この映画は、一言でいうと、
『近年の若者(20〜40台)の縛られない生活様式を教えてくれる映画』
です。
ここで言う『縛られない』は、例えば家賃、両親、会社、と言う感じでしょうか?
わたし自身、一般企業に勤めていたのは2年弱なので、考えに偏りがあるかもしれません。
なので、そこら辺を考慮した上で読んでもらえると、幸いです。
会社に一度就職してしまうと、毎日が会社と家の往復、家に帰ってきたら、洗濯をして料理をして、風呂に入って寝る。
起きたら、顔洗って、朝ラン(朝ランニング)してまた朝食を作って、会社に出かける。
休みの日はたくさん寝られるけど、特にやることなくて、まぁネットサーフィンしたり、ゲームして、カフェに言って一服して、友達と遊ぶ予定があればあの恣意ひと時を過ごして。
と言う感じでしょうか?
マイ・ニューヨーク・ダイアリーでは、日本のこんな縛れられた生活様式はなく、会社で働くことも楽しみ、割と自由に会社を出入りして、主人公の、『作家になる』と言う一つの目標に向けて、やれることをやる。みたいなことを、現実的に表していると思います。
「実際、目標があっても会社が大変でそんなことできないよ」
と思いますよね?
この主人公もそうです。
とにかくゆったりと物語が進んでいき、最後の最後、10秒で大鳥肌が待っています。
わたしはこういう作品が好きです。
この映画、主人公が作家を目指す主人公ということで、文学的な感じなのでしょうがわたしには全くわかりませんでした。
サリンジャーのライ麦畑で捕まえて、とか出てきますが、知らなくても全然楽しめます。
ちなみに、わたしは海外文学なんて、ドストエフスキーの『罪と罰』しか読んだことがありません。
ということで、今回の映画は個人的に☆3.9です!w